PR

地方 地方

住民のマイカーを観光客の足に 与論島で配車実証実験

Messenger

 スマホアプリを運営する「Azit(アジット)」(東京)は1日、与論島(鹿児島県)の観光客が、住民の自家用車で目的地まで円滑に移動できるようにする配車サービスの実証実験を始めた。島の交通機関はバス1路線とタクシー8台だけで、観光客の利便性確保が課題だった。

 離島などのへき地では同様のニーズがあるとみており、将来的な事業拡大を視野に入れる。

 実証実験は8月末までの予定。日の出を観賞するなどの目的で、宿泊先から海岸に移動する観光客が多い午前5~8時の3時間、事前にアプリに登録した住民の車両約10台が稼働する。好評であれば今後、本格導入する。

 日本では自家用車による有償運送は「白タク」として原則禁止されているが、国土交通省が3月に、自発的に謝礼が支払われた場合は有償とはみなされないと通達。今回は、利用者は燃料費と謝礼をアプリ内で渡す仕組みにした。

 利用者はこのほか、利用1回当たりの手数料20円と、乗車時間1分当たり20円ずつを加算した金額をAzitに支払う。

 この日は早速、複数の利用があったという。Azitの須藤信一朗取締役(29)は「交通空白地での移動に役立つのではないか」と強調した。ヨロン島観光協会の里山剛史さん(32)は「朝日が見える砂浜が宿泊施設のある地区の反対側にある。美しい景色を堪能してもらい、島を再訪してほしい」と期待している。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ