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大相撲巡業、都内で好評 大田で初開催 本場所にはない触れ合いも魅力

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 ■丸の内や青学でも

 大相撲の地方巡業が近年、都内各地で行われている。国技館(墨田区)があるにもかかわらず、本場所と異なり、力士との交流や相撲の裏側を楽しめることが魅力の地方巡業は、好角家以外の一般ファンや外国人などにも好評を博している。

 大田区内では10月3日に「秋巡業 東京大田場所」を初開催する。会場は大田区総合体育館。同区に部屋を構える巡業部の尾上親方は、本場所が「真剣勝負の場」に対し、地方巡業は「いろいろな力士の面を見られるファンサービスの場」という。

 通常の巡業では、相撲の取組のほかに、力士との握手会、禁じ手や珍しい決まり手を実際に行って説明する「初切(しょっきり)」、手拍子と足の音頭に合わせて歌う「相撲甚句(じんく)」、髪結い、綱締めなどの催しがある。

 力士と写真が撮れるなど、本場所にはない触れ合いを目当てにする来場者も少なくない。

 大田場所では、商店街や飲食店とも連携し、名産物などの販売も検討している。近隣に羽田空港がある立地から、相撲熱の高まる外国人の来場も期待している。同場所実行委員会の沢田大作委員長は「オール大田で他にはない巡業を作っていきたい」と、地元一体となって盛り上げていきたいとしている。

 記念座布団付きS席(1万3千円)など約4200席を用意し、車椅子で利用できる福祉席(介助者と2人で8千円)も多く設けたいという。

 地方巡業は今年度約70場所が開かれる予定で、昨今の相撲ブームから本場所90日に迫る勢いで増えている。

 都内では夏巡業として今月8日に青山学院記念館(渋谷区)、22日にアリーナ立川立飛(立川市)、26日にJPタワーの商業施設「KITTE」(千代田区)で行われる。春巡業も町田市、八王子市、青梅市で開かれた。

 青山学院記念館では2回目の開催となる。昨年は学生のみならずファンや外国人ら約4700人が訪れ、学食で力士らが食事をとるなど交流を深めた。今年は、大学のインターネットテレビ「青学TV」で学生らによる相撲部屋訪問などを配信している。昨年に引き続き初切などは英語での通訳も行う予定だ。

 KITTEでは、名古屋場所で初優勝した御嶽海のトークショーも予定されている。吹き抜けになっている1階アトリウムに土俵が設置されるため、座席券を持っていなくても、上階などから360度自由に観戦できる。東京駅に近く、施設利用者などが気軽に立ち寄れる特性を生かし、相撲を身近に楽しめそうだ。

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