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三郷の農家、観光農園開業へ まずは「ブルーベリー狩り」

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 ■アクセス向上「公園感覚で来園を」

 三郷市高州で有機農業を展開する「TSURUOKAファーム」は来年にも観光農園事業に乗り出す。まずは「ブルーベリー狩り」を手がける計画だ。6月に東京外環自動車道の三郷南インターチェンジ(IC、三郷市)-高谷ジャンクション(JCT、千葉県市川市)間が開通し、アクセスが向上。好立地を武器に、都心や千葉県などからの集客を見込んでいる。 (大楽和範)

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 約5千平方メートルの広さを誇るファームは、ハウス栽培で小松菜やホウレンソウ、トマトなどが1年中、収穫できる。鶴岡英俊代表(60)は、もともと大手事務機器メーカーの営業職。三郷市出身の妻、千鶴子さん(61)の実家が農家だったことから、鶴岡さんは30歳で一念発起し、会社を退職、農業の道に。「東京生まれで農業のことは何も知らなかったが、『とにかくやるしかない』と覚悟を決めた」と振り返る。

 同時に「農業ほど先読みが重要な商売はない」と強調する。20年ほど前から、当時はまだ珍しかった有機栽培に着目し、試行錯誤を続けた。「肥料もどれがいいのか分からなかった。独学だったので失敗も多かったが、とにかくうまくいくまで諦めずに続けたのがよかった」という。

 従来の畑主体の農業からハウス栽培主体にも変更した。「ハウスに切り替えてムリ、ムダ、ムラがなくなった」。出荷量が把握でき、取引先との信頼関係の構築にもつながっているという。

 そんな鶴岡さんの肝煎りで動き始めたのが観光農園化だ。「(お客さんが)近くの公園に行くような感覚で摘み取りに来てもらえたらうれしい。なにせ、すぐ隣が都内で、外環道の出口からも近いので」と、開園を楽しみにしている。

 現在、約900平方メートルの農地に2年前から植えている約100本のブルーベリーの木が順調に成長している。鶴岡さんは「来年になれば、大人の背丈以上の木になる。都心の近郊農家として『面白いな』と思うことはやっていきたい」と話している。

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