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不思議な植物、虫をパクリ 京都府立植物園で食中植物展示

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不思議な植物、虫をパクリ 京都府立植物園で食中植物展示

 虫を捕まえて養分とする食虫植物を集めた特別展が、京都市左京区の府立植物園で開かれている。夏休みの自由研究の題材を探す親子連れらが熱心に見入っている。8月5日まで。

 同園の温室では、フィリピンやボルネオといった熱帯地域原産のウツボカズラなど100種150株が育てられており、今年で27回目。

 同園によると、食虫植物は光合成も行うが、根が弱いという特徴がある。成長に必要な養分を土から吸収しにくく、そのため虫を捕らえて養分を補うという。

 ウツボカズラは、葉の先から捕虫袋がぶら下がり、中に酸性の消化液がたまっている。甘い蜜で虫をおびき寄せ、虫を酩酊(めいてい)状態にさせるという。またハエトリグサは、感覚毛と呼ばれる器官を備えた貝のような2枚の葉で虫を捕まえる食虫植物。綿棒を近づけて葉が閉じる様子を観察できるコーナーが人気という。

 両親と訪れた同市西京区の幼稚園児、拝志咲幸(はいしさゆき)ちゃん(6)は「ウツボカズラは自分が食べられそうで怖かった」と話した。

 29日は台風12号の接近に伴い、臨時休園する。問い合わせは同園(電)075・701・0141。