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長野知事選 クイズや人気ロボ投入も 投票率アップに懸命

山ノ内町の正面玄関で出迎える人型ロボット「Pepper(ペッパー)」。期日前投票を呼びかけている(同町提供)
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 8月5日投開票の知事選をめぐり、長野県など各自治体の選挙管理委員会は、投票率アップに向けた啓発運動を行っている。子供向けのクイズを作成し、親子で投票所に足を運んでもらおうとする試みや、ロボットで投票を呼びかけるなど、あの手この手を繰り出している。前回知事選の投票率は、過去最低の43・56%だった。それだけに各選管の危機感は強い。懸命の取り組みは奏功するのか。(太田浩信、久保まりな)

 ◆子育て世代に

 小諸市では投開票日に、子供を対象としたクイズを投票所で実施する。既に期日前投票でも行っており、正解すると抽選で下敷きが当たる仕組みだ。子供連れでも保護者が投票所に出向ける環境を整える狙いがある。加えて、来所した子供が選挙を身近に感じれば、有権者となる18歳に達した際、投票所に足を運んでくれるとの期待もある。

 須坂市でも同様に、市役所の期日前投票所に「こども会場」を設け、子育て世代への投票を促している。

 ◆県内初の試み

 山ノ内町は、期日前投票者数が年々、増加していることに着目し、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」に啓発活動を委嘱し、「投票啓発特使」に任命した。

 町役場の正面玄関で、「期日前投票をしています」「18歳から投票できます」などと呼びかけ、同じフロアにある期日前投票所に行くよう、来庁者を促している。ペッパーは、簡単な会話もできるため、子供たちを中心に好評という。

 ロボットの活用は県内初の取り組みで、町選管は「ペッパーと触れ合って楽しんでもらい、投票率が向上すればありがたい」と話している。

 ◆「燃えろ若者」

 県選管は、若い世代に視覚で訴えかけている。JR長野駅のコンコースに巨大なフラッグ(旗)広告をつり下げた。高さ4メートル、幅3メートル。「8・5知事選」の文字とともに、空に向かって手を突き上げ、「フェス」を楽しむ若者たちが描かれている。

 県選管は、参院選や衆院選で10代投票率が低調だったことを踏まえ、「夏に行われるフェスと同様、知事選という大事な選択の機会に若者たちが燃えてくれればうれしい」としている。

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