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京都盆地の中核集落か 下京区から弥生の住居や水田跡出土

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 京都市下京区の学校建設予定地(元市立醒泉(せいせん)小学校)から、今から約2400前の弥生時代中期初頭の住居と水田の跡が大量の土器や石器とともに出土し、市埋蔵文化財研究所が発表した。稲作のかたわら石器も製造していたらしい。この時期は水田耕作が根付き、生活が安定してきた時代とされ、同研究所によると、この時期の生活と生産活動を示す遺構と遺物がそろって京都市内で見つかったのは初めてという。

 約2900平方メートルを調査したところ、当時の川のほとりに営まれていた竪穴(たてあな)建物10棟分のほか稲もみや土器、石器などが多数出土。水田からは当時の人の足跡も確認された。

 石器は、稲を刈り取るときに使われた石包丁や石斧(せきふ)などの道具類や管玉といった装飾類など。石包丁の穴を開ける際に使う石製の錐(きり)なども出土し、用具が自前で作られていたことも分かった。土器には東海や播磨、近江など周辺地域のものも多数含まれていた。

 同研究所は「京都盆地の中核的集落だった可能性が高い。いろんな地域との交流も行われ、この地域に住んでいた弥生人の生活ぶりが具体的に分かる資料」と話している。

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