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仙台の自死遺族グループ「藍の会」設立12年 「同じ苦しみ」終止符を いじめ死に心情

設立12周年となった「藍の会」の講演で、いじめについて語る田中幸子代表=25日、仙台市青葉区(高梨美穂子撮影)
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 自死遺族が悲しみや思いを分かち合い、支え合う仙台市内を拠点とする自助(セルフヘルプ)グループ「藍の会」が今月下旬、設立12周年を迎えた。同市内で記念の講演が行われ、平成28年2月に市立中学校に通っていた息子を自死で亡くした遺族が、学校や行政のいじめ対策などについて思いを述べた。 (高梨美穂子)

 市立南中山中の2年だった息子=当時(14)=を亡くした男性はこの日、自死遺族らが集った席上で、子供の自死前の言動、亡くなった当日以降に学校がとってきた対応、それに対する家族の思いを説明した。その上で、学校や市教育委員会が「いじめがあったことを隠そうとする」態度をとり続けたことに、「(信頼が)完全に裏切られたと思った」と心情を吐露した。

 同市では市立中学生の自死が昨年4月までの2年7カ月で3件発生。男性の子供のケースは2件目に当たる。

 男性は3件目の折立中2年の男子生徒=当時(13)=の自死を知り、「一番恐れていたことがまた起こった。私たちと同じ苦しみをする人がいると思うと、食事ものどを通らなかった」という。自分の子供のことだけでいっぱいだった状態から変化し、いじめ自死を止めなければという思いを強くしたと語った。

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