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埴輪大国・群馬をアピール 文化財担当がユニーク紹介 「HANI(はに)-1(わん)グランプリ」開催中

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 親しみやすい「埴輪(はにわ)」を通じて、若者にも歴史への関心を高めてもらおうと、県などは全国初となる埴輪の人気投票「群馬HANI(はに)-1(わん)グランプリ」を開催している。9月17日までで、アイドルグループさながらに、投票で1位になった埴輪を「センター」とし、上位10体が歌って踊るユニークな動画も作られる。全国屈指の質と量を誇る「埴輪大国・群馬」をアピールする絶好の機会になりそうだ。 

 埴輪は、古墳の上部や周囲に並べられた焼き物で、死者の魂を沈めるほか、災いを防ぐものと古代人に信じられていた。

 群馬からは国宝・国指定重要文化財の埴輪42件のうち45%にあたる19件が出土。他県を圧倒しているが、入試問題で古墳時代がテーマになりにくいこともあって、「若者にその情報が届かない」(県文化振興課東国文化推進室)という。

 関心を持ってもらえるよう工夫されたグランプリには、県内14市町村で出土した人物▽動物▽器財▽家形▽円筒-の5ジャンルの計100体がエントリー。動物埴輪の中には、県内で「ぐんまちゃん埴輪」と呼ばれている馬型の埴輪も多い。

 注目ポイントは、各自治体の文化財担当職員が考えたユニークな紹介文だ。

 例えば、「『寄らば斬る』の気迫を感じるが、表情は意外に冷静?」(高崎市、武人埴輪)▽「こう見えて実は巫女(みこ)(女子)」(大泉町、人物埴輪頭部)▽「アンニュイな表情」(館林市、女子像埴輪)-といった具合。唯一の国宝埴輪「武装男子立像(挂甲の武人)」は「ぶじんくん」のニックネームで参戦している。投票結果は10月14日に藤岡市の藤岡歴史館などで行われる「群馬古墳フェスタ2018」で発表され、同日から動画も公開予定だ。

 県によると、動画では、ランク入りした埴輪が写真で登場した後、アニメキャラに“変身”して歌って踊るという。

 投票は、ホームページ、はがきのほか、イベントなどを通じて直接することもできる。県立歴史博物館には投票箱を常設。投票した人の中から抽選で300人に「すき焼き食材セット」などがプレゼントされる。

 ユニークな紹介文が掲載されたパンフレットは、県内全ての小中学生に配布され、道の駅などでも入手できる。

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