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【高校野球千葉大会】中央学院・大谷拓海選手 二刀流復活告げる一発

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 1-1の同点で迎えた四回表だった。東京学館浦安の先発池田の内寄りの球を振り抜いた瞬間、「いったな」と確信し、思わずガッツポーズが飛び出した。高々と舞い上がった打球は右翼席に飛び込む勝ち越しの本塁打となった。試合の流れをものにした本塁打は高校通算33本目、けがから復帰して初めての本塁打でエース大谷の復活劇が始まった。

 「ここまでみんなに連れてきてもらった。自分はバッティングで貢献したい」

 5月下旬に練習試合で打球を頭に受けて頭蓋骨を骨折した。1週間の入院とリハビリで練習に復帰するまで1カ月以上かかった。けがの前には振れば当たると感じていた自慢の打撃も退院後にはずれを感じて苦しい時期が続いた。それでも「急がなくていいから、しっかり治せ」と励ましてくれたチームメートのおかげで焦りはなかった。

 千葉を代表する二刀流として注目されていた矢先、けがで失速した。今大会も投手としては「途中降板ばかりでまだまだ駄目。良いときの80%以下。でも1試合ずつ戻っている感じがした」と振り返った。

 投手陣には「今は西村の方が安定していて任せられる。投手陣がレベルアップしてくれたから安心できた」と仲間への感謝を語りながらも「甲子園ではマウンドに立ちたい気持ちはある」と意気込んだ。

 夢にまで見た春夏連続の甲子園出場。春の選抜では初戦で明徳義塾(高知)の4番・谷合に直球を打たれ、サヨナラ負けを喫した。「よくあの場面を思い出す」。今回の甲子園出場については「中央学院は、一生懸命一球に徹底できるチーム。夏は一回でも多く勝って、校歌をみんなで歌いたい」と決意を新たにした。(白杉有紗)

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