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【高校野球茨城大会】常総学院3年・二瓶那弥(ともや)主将 諦めない姿勢、最後まで貫く

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【高校野球茨城大会】
常総学院3年・二瓶那弥(ともや)主将 諦めない姿勢、最後まで貫く

 「これから閉会式だ。最後までしっかりやろう」

 試合終了後、泣き崩れる仲間の肩をたたき、声をかけた。自分は泣かなかった。「最後までやりきったので悔いはない」。その背中は名門校の主将にふさわしく、凜と伸びていた。

 昨年春、右肩をけがしてチームを離れた。手術もした。不安もあったが、スタンドから見た秋の県大会に「あの場所に立ちたい」と心を奮い立たせ、黙々とリハビリに励んだ。

 今年の春に主将に就任し、主に2番打者としてチームを引っ張ってきた。佐々木力監督も「チームが試合を諦めなくなった」とその影響を評価。決勝でも相手投手の甘い球を見逃さず、三塁打を放って一矢報いた。「自分らしいスイングができた」と振り返る。

 優勝候補本命といわれながら、準優勝で夏が終わった。土浦日大ナインへ託す思いは一つだ。

 「常総学院に勝ったからには優勝してほしい」(上村茉由)