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「ジュニア書道」知事賞・佐々木美梨さん(14) 向上心の先に広がる夢 神奈川

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 「たくさん努力して、それが賞という結果に表れて、とてもうれしいです」。満面の笑顔で喜びを語る佐々木美梨さん。「筆硯得佳友」の5文字を力強く書き上げ、見事、栄誉を手にした。行書は今回、初めて臨んだといい、「慣れない筆遣いに戸惑うこともありました」と苦労をにじませた。

 全体のバランスや字の大きさ、中心を保つことなどに注意を払いながら練習を重ねた。書き上げた枚数は約1カ月間で50枚以上。作品の出来については「もっとうまく書けたかもしれない」と話すなど、尽きない向上心をのぞかせた。

 ほぼ毎日、筆を執った。学校では、バドミントン部で部長の大役を務め、くたくたに疲れて帰る日もあったが、佐々木さんにとって書道は「いい気分転換になります」という。練習を諦めないどころか、夕食後に1、2時間、みっちり向き合うという日々が続いた。

 幼稚園に通っていたころ、習字の時間があったことから興味を持ち、小学生になってすぐに、書道を学びたいと母にお願いした。母は快く受け入れ、家の近くで教室を見つけてくれたという。それから10年近く、週に1度の教室に欠かさず通い続けている。

 師の鴨田茜竹さんは「努力を重ねながら、教えられたことを時間をかけて着実に自分のものにしていくタイプ。今後も成長が楽しみです」と評している。

 来春には高校進学を控え、「書道部に入りたいし、教室も通い続けたい」と意欲を示し、さらに、その先の展望もすでに持っている。それは米国での生活だ。「物事の考え方や人との接し方など、文化に興味があります」と話し、「現地で書道の素晴らしさを広めたい」と目を輝かせる。

 書道を通し、佐々木さんの夢は大きく広がっている。

  (外崎晃彦)

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