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【高校野球静岡大会】才能開花させ急成長 静岡商3年・古屋悠翔投手

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 これまでの連投の疲れは引きずらなかった。それでも常葉大菊川の強力打線に捕まり、三回途中で降板。「この結果じゃ納得いかない」とほぞをかんだ。

 小学2年から始めた野球。高校に入学するまでは内野手だったが、高校1年の5月に当時投手コーチだった元巨人の新浦寿夫氏に投手としての才能を見いだされた。第50回大会で同校を甲子園準優勝へと導いた新浦氏は「力強いストレートを持っている」と高田晋松監督に進言。本人は「『ピッチャーやってみないか』と言われたときは驚いた」と振り返る。投球の基本に始まり、「リズムよく投げるだけでなく、牽制(けんせい)などの駆け引きの仕方」などを新浦氏からみっちり教わった。

 昨秋の県大会で、常葉大菊川にコールド負けした悔しさから、苦手としていたインコースを強化するなど特訓を重ね、今大会で無安打無得点試合を達成するまでの投手に成長。因縁の相手に「悔いのない戦いをしよう」と気合十分だった。しかし、結果は9安打1本塁打9失点。インコースも歯が立ず「自分のせいで負けてしまった」と悔やんだ。

 「自分がここまでこれたのはいい仲間と、ずっと教えて成長させてくれた新浦さんがいたから。感謝したい」と涙と汗で顔をぬらしながら、急成長した好投手は球場を去った。 (吉沢智美)

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