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仕事と休暇の両立「ワーケーション」促進へモニタープログラム 和歌山県が旅行会社と協力、実施

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仕事と休暇の両立「ワーケーション」促進へモニタープログラム 和歌山県が旅行会社と協力、実施

 県は、情報通信技術(ICT)を活用して、リゾート地などで働く長期滞在型の「ワーケーション」の促進に取り組んでいる。今月には旅行会社とも協力し、首都圏在住の親子向けに、紀南地域で行うワーケーションのモニタープログラムを実施。県の担当者は「和歌山のワーケーションに適した良質な環境をぜひ知ってもらいたい」と意気込んでいる。

 県情報政策課によると、ワーケーションとは、「ワーク」(仕事)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語で、ICTを活用して自宅や職場以外のワーキングスペースなどで働く「テレワーク」の一つ。テレワークは近年、働き方改革の一環として世界的に広がりをみせつつあり、総務省なども7月23~27日を「テレワーク・デイズ」として、期間中にテレワークを積極的に取り入れるよう企業や団体に呼びかけている。

 県は、リゾート地の白浜町など紀南地域に注目。東京とつなぐ南紀白浜空港(同町)からのアクセスの良さや、豊富な観光資源がワーケーションに適しているとして、昨年から積極的なワーケーションの推進を図っている。

 今回は、南紀白浜-羽田間を就航している日本航空のグループ会社「ジャルパック」と協力し、県内でのワーケーションプログラムの開催を決定。今月、首都圏在住の14組37人の親子が、3泊4日以上滞在し、実際にワーケーションを体験する「親子ワーケーションプログラム」が行われている。

 期間中には、白浜町を中心とした紀南地域で、自然や産業を学ぶ体験プログラムを実施。子供向けには海や山の自然観察や、オリエンテーションなどが開かれ、親は県内企業や地域産業活性化についての講座を受けられるほか、各自好きな場所で自由に仕事に取り組む。またワーキングスペースとして、県立情報交流センター「ビッグ・ユー」(田辺市新庄町)のWi-Fi環境などが整った一室が開放されている。