産経ニュース

【高校野球静岡大会】浜松城北工・川瀬幹太選手 欲捨てた一打、初のサヨナラ

地方 地方

記事詳細

更新

【高校野球静岡大会】
浜松城北工・川瀬幹太選手 欲捨てた一打、初のサヨナラ

 1-1で迎えた九回、2死一、二塁。目の前で4番・加藤徹が敬遠された。「なめられているな」。絶対に決めてやるという強い気持ちで打席に入った。

 チームは1回戦で県大会初となる十三回タイブレークでサヨナラ勝ち。2回戦も終盤に逆転し粘り勝ってきた。だが、2戦とも主軸を任されたバットから快音は響かなかった。低めの変化球を見極められていなかったと自ら分析。この日は「引きつけて真っすぐを、詰まってもいい」と欲を捨てた。

 打球は芯を外れたが、中堅手の頭を越える二塁打に。二塁走者がサヨナラのホームを踏んだ。チームメートの輪に飛び込むと、もみくちゃにされた。自身初というサヨナラ打に「今まで味わったことがないうれしさだった」と感激した。

 次戦はシード校の吉原。「今日も最後に(調子が)上がってきた。リラックスして臨めば勝てる」。シード校撃破へ視界は良好だ。 (石原颯)