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【高校野球山梨大会】決勝は山梨学院×帝京三

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 第100回全国高校野球選手権山梨大会は第11日目の21日、山日YBS球場(甲府市小瀬町)で準決勝2試合が行われ、いずれも逆転勝ちで山梨学院、帝京三が決勝に進んだ。3連覇を目指す山梨学院は、鈴木-垣越の好投と計12安打で快勝した。初の甲子園を目指す帝京三は、二回の猛攻で逆転。10年ぶりの決勝進出となった。東海大甲府は5年連続の決勝進出を果たせなかった。山梨学院と帝京三の決勝は22日午前11時から、同球場で行われる。 

 

 ▽準決勝

 【山日YBS球場】

 山梨学院  000 011 210-5

 甲府工   000 100 000-1

 (山)鈴木、垣越-栗田

 (甲)渡辺-風間

 ▽本塁打=栗田(山)

 ▽二塁打=清水、中尾、垣越(山)、舟久保(甲)

 東海大甲府 210 010 100-5

 帝京三   042 000 00×-6

 (東)内藤、渡部、加藤-山本

 (帝)武石、金山、阪-熊崎

 ▽本塁打=大畑(東)

 ▽三塁打=千々和(帝)

 ▽二塁打=金井、浜(東)

                   ◇

 ■甲府工は散発4安打

 1点を先取された山梨学院は、その直後の五回、1年の栗田が左越本塁打を放ち同点。六回には左中間を抜く中尾の適時二塁打で逆転した。

 山梨学院はさらに七回、藤本の適時中前打などで2点を加えた。八回も1点を追加。完投した甲府工・渡辺に計12安打を浴びせ、試合を決めた。甲府工は四回、左翼線二塁打で出塁した舟久保が、相手の暴投で一気に生還して先行した。

 だが、甲府工は山梨学院の鈴木、垣越の継投にタイミングが合わず、散発4安打に終わった。

                   ◇

 ■東海大甲府逆転負け

 東海大甲府は初回、大畑が今大会3本目、3試合連続の左越2点本塁打を放ち、二回も松井の左前適時打で先行した。

 帝京三はその裏、制球が定まらない東海大甲府・内藤の四死球や右中間を抜く千々和の3点三塁打で一気に逆転。三回には安打で出塁した落合の足と敵失を絡め、1点を追加した。

 東海大甲府も五回に金井の犠飛打で1点。七回も二死三塁から松井が相手の暴投で生還し、1点差に迫った。

 だが、終盤は抑えに回った帝京三の主戦・阪を打てず、好機を得ることができなかった。

                   ◇

 ■甲府工・渡辺涼太投手 「強気の投球できた」

 山梨学院を相手に9回を一人で投げきった。チームメートから「おまえしかいない。しっかり投げて負けたら、おれたち悔いがないから」と送り出された。

 以前は130キロ台前半だった球速が、今年に入って140キロ台になった。下半身を前方に向け、効果的な体重移動で投球時の瞬発力を高める「ヒップファースト」を意識した練習を始めたからだ。

 「体重が昨年から8キロ増えた。ウエートトレーニングもやり、ご飯は苦手なので、代わりに桃やブドウをたくさん食べた」。ボールに体重が乗るようになり、安定感とともに、直球の威力が増した。

 この日は、最速で142キロを出すなど、中盤までは速球が走った。「終盤に球速が130キロ台になったのは体力不足」と振り返る。

 昨夏の準々決勝で投げ、1点差で敗れた相手。雪辱を果たせなかった。

 「この大会では、どんなピンチでも強気の投球ができたと思う。悔しさは後輩に託したい」。涙は見せなかった。

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