PR

地方 地方

富岡高御殿と御殿黒門、国の有形文化財に答申

Messenger

 国の文化審議会(佐藤信会長)は20日、富岡市七日市にある県立富岡高校御殿(旧七日市藩陣屋正殿)と、同校御殿黒門(旧七日市藩陣屋中門)の2件を国の登録有形文化財に登録するよう、林芳正文部科学相に答申した。

 登録されると県内の登録有形文化財(建造物)は337件となる。

 御殿のある富岡市七日市は、市中心地からやや西に位置する。周辺を藩領とした七日市藩は初代加賀藩主、前田利家の五男・利孝が藩主となって以降、12代にわたって続いた。

 県によると、小大名だったため、城を所有できない代わりに陣屋を築き、敷地内に御殿と黒門が残った。

 元和2(1616)年に建設された陣屋は火災に3度遭い、現存する御殿と黒門は天保14(1843)年に再建された。

 全国を見渡しても、藩主の拠点で政務を行う場所でもあった御殿は、京都府の二条城の「二の丸御殿」にある国宝の建築物など数例だけ。「残存しているのは珍しく、それだけで価値がある」(県文化財保護課)という。

 陣屋の敷地と建物は明治時代に、小学校として使用され、現在は富岡高校の敷地となっている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ