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京都府、文化財保存修理事業第3次分発表 神護寺・薬師如来立像など13件

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 府教育委員会は、国庫補助を受けて実施される平成30年度文化財保存修理事業の第3次分を発表した。対象は神護寺(京都市右京区)の国宝・木造薬師如来立像のホコリ払いや、国登録有形文化財・ザイラー家住宅(南丹市)の主屋(しゅおく)(母屋)屋根の補修など13件。総事業費は約1億770万円に上る。

 内訳は、建造物=美装化1件▽美術工芸品=保存修理、防災設備設置、保存活用整備各1件、魅力開花推進5件▽記念物=保存管理計画策定、史跡など総合活用整備各2件-。

 なかでも8世紀末に造られた神護寺の薬師如来立像は、9世紀代に展開された平安初期様式の先駆的な作例として知られる。あわせて同像両脇に安置された日光、月光両菩薩(いずれも鎌倉時代作、重文)でもホコリを払う。作業は年度内に行う。

 府教委によると、平安時代後期から導入された、寄木で造られた仏像の場合は、修理に合わせてホコリが払われているが、同像は一本の木から彫られた一木造のため修理の機会が少なく、あまり清掃がなされてこなかったのが実情だという。

 またザイラー家住宅では大正年間に建てられた主屋と、江戸時代中期の寺院本堂をもとにした音楽堂のかやぶき屋根が腐食で美観を損ねているため、補修する。

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