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来夏の参院選に影響必至 改正公選法成立 定数2増の埼玉選挙区

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 参院定数を6増やす改正公職選挙法が18日成立し、「一票の格差」を是正するため、議員1人当たりの有権者数が最も多い参院埼玉選挙区の定数は2増になることが確定した。3年ごとの改選定数は3から4に増え、来夏の参院選から適用される。定数増は県内各党の次期参院選に向けた戦略に大きな影響を与えそうだ。 (黄金崎元、川上響)

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 「まずは現職の古川俊治参院議員を当選させることが大事だ」。改正公選法の成立を念頭に、自民党県連の鈴木聖二幹事長はこれまで、こう記者団に語っていた。定数増で候補者を複数擁立するかが注目されているが、慎重な姿勢を崩していない。

 同党県連は来年の統一地方選と知事選、参院選を国会議員、地方議員、支援団体が一丸となって戦う態勢を重視している。平成10年の参院選で候補者2人を擁立したが、両陣営が対抗意識をむき出しにし、共倒れしただけに、“身内”同士が対立する火種をつくりたくないとの考えがあるようだ。

 自民と連立を組む公明党は、改選を迎える現職の矢倉克夫氏を公認し、準備を急ぐ。党県本部の塩野正行幹事長は「定数が3でも4でも大変厳しい選挙になる」と引き締める。

 一方、立憲民主党の枝野幸男代表は来夏の参院選に強い意欲をみせる。定数増について「自民、公明以外で2議席はとらないといけない」と述べ、「1人は間違いなく擁立する」と意気込む。

 国民民主党の大野元裕県連代表も「定数が増えようが、候補者擁立に変わりはない」と言い切る。立民との候補者の調整については「枝野氏とは話していない」という。

 来年、改選を迎える希望の党の行田邦子氏は出馬を明言していないが、定数の増減にかかわらず「選挙が大変なのは変わりない」と話す。共産党は28年の参院選で次点だった伊藤岳氏を擁立する方針だ。党県委員会の荻原初男委員長は「(定数増で)これまで以上に選挙戦が激しくなる」とみている。

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