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千葉・多古の小学校跡地に日本語学校 バングラデシュ出身の男性、成功体験を後進に伝授

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 2年前に閉校した多古町立多古第二小学校(同町喜多井野)の校舎を活用した「国際協力日本語学院」が開校した。10月から外国人留学生を受け入れ、日本語や農業経営を教えながら国際社会で活躍する人材の育成を目指す。 (城之内和義)

 学院の開設者代表ミヤ・エムディ・マムンさん(35)は、バングラデシュ出身で14年前に留学生として来日。県内の農業法人で働いた後に独立し、養鶏や農産物の流通・販売を手がける「農(みのり)」(横芝光町)など複数の会社を経営している。「成功するためには、その国の言葉と文化を学ぶことが大事」という自身の経験から、留学生をサポートする日本語学校の設立を提案。町が公募した多古第二小学校閉校後の施設の利活用アイデアに採用された。

 町によると、学院に貸し付ける施設は鉄筋コンクリート2階建ての校舎(延べ床面積計1482平方メートル)や別棟2棟と、校庭などの土地約8千平方メートル。期間は平成30年4月から20年で、貸付価格は年間約550万円。

 留学生はバングラデシュやインドネシア、中国など11カ国から募集する。10月に第1期生として十数人が入学する予定で、来年度から募集を本格化させ4月には40人を受け入れる計画。総合コース(学習期間1年半~2年)では、大学や専門学校への進学や、日本語能力試験・留学生試験の対策を支援する。滞在者を対象に、専門用語などを学ぶ実用日本語コースも設ける。

 先月末には開校式があり、周辺市町長や関係者らが出席して神事やテープカットを行った。

 式典のあいさつでミヤ代表は「留学生が日本で長く安定して働ける仕組みを作り、農業の人手不足や遊休農地などの問題を解消したい。地域活性化や国際交流にもつなげ、多古町をモデルタウンとして全国、全世界へ広げたい」と抱負を語った。

 多古町の所一重町長は「東京五輪・パラリンピックに向けて、国際交流に貢献できる人材を育成することは大変意義深い」と期待を述べた。

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