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本紙コラム執筆の高倉洋彰さん、新著「見聞考古学のすすめ」出版

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 九州きっての考古学者で、観世音寺(福岡県太宰府市)の住職、高倉洋彰氏(75)が、新著『見聞考古学のすすめ』(雄山閣)=写真=を出版した。

 高倉氏は平成16年から2年間、日本考古学協会の会長を務めた。

 膨大な文献や研究論文に目を通すのはもちろん、実際にアジアの少数民族を訪ねるなどしながら、弥生時代の遺跡や大宰府の歴史を掘り起こす。アジア一円にまで対象を広げ、そこに住む人たちのルーツをも解き明かす。

 高倉氏は「考古学を学ぶ者は好奇心と見聞による体感的知識の多さが求められる。現地を訪れ、現物を手にして会得した体感的知識は忘れない」と話す。

 それを実践してきた長年の研究の成果を今回、100本を数えるコラムにまとめた。

 産経新聞九州・山口版での人気コーナー「歴史のささやき」に高倉氏が執筆したコラムも一部、収録された。

 どの物語も2ページほどの読み切りだ。

 「私は終末期弥生人!?」「『駅伝』の始まり」「倭人の好んだ酒の味」「幻の青銅製管玉」「苦しいときの“奥さん”頼み」「弥生人の寿命」など、どれも考古学への興味をかきたてる。しかも、説得力があり、読み応えがある。

 古墳の発掘調査で危うく埋葬主体や副葬品を見落とすところだった、との若いころの失敗談なども紹介しており、興味深い。2400円(税別)。

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