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【高校野球静岡大会】日大三島・鈴木龍我投手 腰痛克服し因縁対決投げ抜く

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 今回の相手は昨年決勝戦で敗れた藤枝明誠。序盤はスプリットやカーブがさえ渡り、七回までに相手打線を0点に抑え、これまで抱えていた爆弾を感じさせない好調な滑り出しだった。

 慢性的な腰痛が襲ったのは昨年5月ごろ。昨夏は大会のマウンドに立つこともできなかった。川口剛監督は「本来なら秋ごろから1番を着ける予定」にしていたが見送りに。腰の痛みがとれず、不本意な投球が続いた。昨冬にボールの出どころが見えづらい腕の振りを身につけ、体に負担を掛けにくいフォームに変更。今春、ようやく“背番号1”を着けることができた。

 因縁の藤枝明誠戦。先輩たちからも「倒してくれ」と思いを託された。八回裏、直球をはじき返し自ら適時二塁打を放ち、4-2とリードを広げるも、炎天下にさらされ続けた後半、制球が乱れ始める。九回、球速が落ちて甘く入った球がレフトへはじき返され、同点に追いつかれた。

 それでも仲間を信じ、祈った。試合前から「チャンスは俺に回せ」と宣言していた4番・原賀がをサヨナラ適時打を放つと「やっぱりやってくれた」と安堵(あんど)の笑みがこぼれた。

 次戦の相手は第2シードの強豪校・東海大翔洋。「九回まで投げきって全力で勝ちに行きたい」。今回の戦いを糧に次戦に臨む。 (吉沢智美)

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