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防災分科会、志賀草津道路「開通は困難」 町側、早期実現を模索 群馬

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 草津白根山の白根山(湯釜付近)の噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き上げられ、一部区間の通行止めが続く「志賀草津道路」(国道292号)をめぐり、草津町は13日、県や気象庁の担当者、専門家らを交えた「草津白根山防災会議協議会分科会」を開催。現状では警戒レベルの引き下げや規制エリアの変更はできず、道路開通は困難と結論づけた。通行止めによる観光客の減少に悩む町はレベル2の状況下で開通実現への道を探る考えだ。 

 警戒レベルが引き上げられた4月22日以降、殺生河原駐車場前(草津町)-万座三差路(嬬恋村)の約8・5キロ区間が全面通行止めとなっている。この影響で5月の入り込み客数は前年同月比で約15%減少。6月も「減少は間違いない」(町担当者)状況だ。

 会合後に報道陣の取材に応じた黒岩信忠町長によると、気象庁側は白根山の噴火活動を否定できないと指摘。「レベル1に下げる状況にはないという結論を出した」という。

 黒岩町長は、現在と同じく警戒レベルが2だった平成26年に監視員を配置するなど一定の条件下で道路を開通させた前例を引き合いに出し、「4年前に比べ明らかに(状況が)悪いといわれれば納得できる」と主張。

 専門家からも、レベルの引き下げが困難でも、道路まで噴石を飛ばすほどの火山活動状況にあるかどうかを重要視して開通の可否を判断すべきだとの意見があったが、気象庁側は明快な回答は避けた。

 このため、町は気象庁側に、レベル2のままで開通を実現するために必要な条件と方向性を示すよう求めたという。

 道路を管理し、最終的な開通の可否を判断する県側は分科会の決定に従うとしている。開通実現へ向けて意見集約ができるかは、気象庁側の見解が鍵を握る。

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