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【高校野球茨城大会】岩瀬3年・椙山京悟(けいご)主将 「一生の仲間」に感謝

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【高校野球茨城大会】
岩瀬3年・椙山京悟(けいご)主将 「一生の仲間」に感謝

連合チーム、岩瀬の4番・椙山京悟選手=13日午後、県営球場(永井大輔撮影) 連合チーム、岩瀬の4番・椙山京悟選手=13日午後、県営球場(永井大輔撮影)

 「この仲間たちと最後まで野球ができてよかった」。試合を終えて、胸の中はこの思いで満ちていた。

 昨秋に結成された岩瀬・真壁・筑波の3校連合チーム。学校ごとにサインもプレースタイルも異なる。真壁と筑波の選手たちを見て、「大ざっぱな野球をするなあ」と戸惑うこともあった。

 だが、主将としてそれをまとめようとは思わなかった。それぞれの野球が違っても「勝ちたい」という思いは一緒だと信じていたからだ。思いが同じだから、お互いに正直に言いたいことを言い合えた。連合チームとして県大会史上初の初戦突破を果たせたのも、そのおかげではないかと思うようになったという。

 つくば国際戦で自分にとって最後の打席は、2死二塁の好機で回ってきた。2ストライクに追い込まれたとき、真壁の6番・谷が「ここで打ったらかっこいいぞ」といつもの明るい声で励ましてくれた。

 結果は三振だった。だが、渾身(こんしん)のフルスイングで終えられた。後悔はない。

 最後の夏で初戦突破を成し遂げたが、それよりも、このチームで戦えたことがうれしい。

 「一生の仲間たちだ」。3校を率いた主将は笑みを浮かべた。(永井大輔)