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春日部市長選訴訟 岩谷氏の請求棄却 東京高裁

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春日部市長選訴訟 岩谷氏の請求棄却 東京高裁

 昨年10月の春日部市長選で落選した同市の岩谷一弘市議(52)が選挙手続きに問題があったとして4選した石川良三市長(67)の当選無効などを求めた訴訟の判決で、東京高裁は12日、原告の請求を棄却した。

 岩谷氏は「同じ日に実施された衆院選の投票箱に市長選の投票用紙が混入した可能性がある」などと主張したが、都築政則裁判長は、混入があれば開票作業で明らかになったはずだと退けた。

 市長選で石川氏と岩谷氏は8票差だった。昨年11月に有権者が市選管に異議を申し立てた。市選管は再点検したが、5票差にとどまり、当選者は変わらないとして申し立てを棄却。県選管も今年3月、同様の判断をした。岩谷氏は産経新聞の取材に「判決を真摯(しんし)に受け止める。今後の対応は弁護士や支援者と相談して決めたい」と述べた。一方、県選挙管理委員会の細田徳治委員長は「選管の判断が支持されたと認識している」とのコメントを出した。