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世界遺産、佐渡鉱山登録へ連携強化 4市長が共同宣言 新潟

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世界遺産、佐渡鉱山登録へ連携強化 4市長が共同宣言 新潟

 新潟と長岡、上越、佐渡の4市長は12日、佐渡市の「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」の世界文化遺産登録の実現に向け、連携強化を図る共同宣言を新潟市中央区のホテル日航新潟で行った。同遺産群は国内の推薦候補を決める国の文化審議会で平成27年から3年連続で「落選」しており、「当選」への機運を高めるのが最大の狙いだ。

 新潟市の篠田昭市長は「認定に向けて全力で取り組む」と連携をアピールし、佐渡市の三浦基裕市長は「4市でスクラムを組んで佐渡を活用し、交流人口の拡大に向けて観光の周遊ルートを磨き上げたい」と強調した。立会人として出席した同市出身の花角英世知事は「登録がゴールではなく、その先の保存、活用が大事になる」と訴えた。

 定期航路で結ばれている4市は、江戸時代の北前船の寄港地として文化庁の「日本遺産」にも認定されている仲。各市長は手を携えて「4度目の正直」の実現に期待をかけた。

 遺産群は、江戸時代から約400年にわたって金や銀が採掘された相川金銀山と西三川砂金山、鶴子銀山の3つの鉱山で構成。文化審議会は今年の推薦候補を今月中にも決定する見通し。推薦候補になれば2年後の6月に開かれるユネスコ世界遺産委員会で登録の可否が決まる。