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高3自殺 「命守れず痛恨の極み」新潟県教委と校長謝罪

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高3自殺 「命守れず痛恨の極み」新潟県教委と校長謝罪

 6月下旬に自殺した下越地方の県立高校3年の男子生徒(17)をめぐり、高校で12日に記者会見した校長は「生徒が命を絶ち、大変残念。悩みをくみ取れず申し訳ない」と謝罪した。男子生徒は複数の生徒からいじめを受けており、県教育委員会の担当者は「痛恨の極みで重く受け止めている。命を守りきれずおわびする」と頭を下げた。

 県教委などによると、高校ではいじめに関するアンケートを年4回実施。直近の6月20日も含め、いじめを訴える内容はこれまでなかった。男子生徒は周囲とのコミュニケーションに問題はなく、自殺前も変わった様子はなかったという。

 生徒が残したメモやいじめの詳細、加害者側の生徒との関係などは「遺族の了承がなく、答えられない」として校長らは明かさなかった。加害者側の生徒らは学校側の調査に対し反省の態度をみせているという。

 高校は6月29日に全校集会、今月11日に緊急保護者会を開き、概要を説明。ショックを受けている生徒もいたという。県教委は今後、常設の第三者委員会でいじめと自殺の関係などを調べるとしている。