産経ニュース

【高校野球新潟大会】新発田中央・渡辺翔太郎選手 150キロ右腕から会心の一発

地方 地方

記事詳細

更新

【高校野球新潟大会】
新発田中央・渡辺翔太郎選手 150キロ右腕から会心の一発

 県の高校生では初の150キロ台をマークした日本文理の鈴木裕太投手の球を本塁打で打ち返し、一矢を報いた瞬間を「何も考えずにただ振り抜いたが、完璧に捉えたという感触はあった」と振り返った。

 中盤まで日本文理のペースにはまり、五回まで0-6と一方的な展開になった。副キャプテンとしてこれまでチームを率いてきたこともあり、「落ち込んでいても仕方がない。ここで3年生の意地を見せよう」という強い気持ちで六回の打席に臨んだ。

 公式戦での本塁打は自身の高校生活で初の快挙。夏の大会まではバッティング練習を中心に取り組んできただけに、「(打った直後は)にやけそうになった」と笑顔で語った。

 小学1年生から続けてきた野球だが、この試合で一区切りをつけ、将来は消防士を目指すという。最終的に試合には敗れたものの、「自分の中では今日が一番楽しい試合だった」と話し、「この夏の悔しさをバネに、必ず強いチームになってくれると思う」と後輩たちのこれからの活躍に期待した。(太田泰)