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大町や安曇野など9市町村に広域タクシー区域設定

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大町や安曇野など9市町村に広域タクシー区域設定

 国土交通省北陸信越運輸局は、大町、安曇野両市など9市町村でタクシー事業が展開できる営業区域「北アルプスあづみの交通圏」を設定した。

 タクシー事業は、市や郡を単位に営業区域を設定するのが原則。だが、この地域は、季節による旅客需要の変動が大きいため、広域の営業区域を設定し、柔軟な配車を可能にすることにした。

 特に白馬村では、外国人スキー客の入り込みが増加しており、冬季のタクシー不足が深刻化している。時間帯によっては長時間の待ち時間が発生し、県タクシー協会(長野市)などが広域で営業区域を設定するよう求めていた。

 新しい営業区域は、「平成の大合併」前の市や郡単位を踏まえ、4区域に分かれていた営業区域を統合。大町、安曇野両市のほか、池田町、白馬、小谷、松川、生坂、筑北、麻績の6村で構成される。

 これにより冬季は、スキーでにぎわう白馬、小谷両村で配車を増やし、夏季には、立山黒部アルペンルートへの観光客が増える大町市や、避暑地への旅行客が集中する安曇野市などへのシフトが可能になる。

 同区域内のタクシー事業者は3月末現在、10社が16営業所を構え、217台を運用している。