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長崎原爆の日を控え平和祈念像を清掃

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長崎原爆の日を控え平和祈念像を清掃

 長崎原爆の日を控え、クレーンなどを使い清掃される平和祈念像=10日午前、長崎市の平和公園  長崎原爆の日を控え、クレーンなどを使い清掃される平和祈念像=10日午前、長崎市の平和公園

 8月9日の長崎原爆の日を控え、長崎市は10日、式典会場となる平和公園で、平和祈念像を清掃した。セミの声が響く中、作業員らは黙祷(もくとう)し、献花した後、クレーン車に乗り込み、高圧洗浄機やモップを使いながら高さ13.6メートルの像に付いた汚れを落とした。

 青銅製の祈念像は、本体の高さが約10メートルで下部に台座がある。彫刻家の故・北村西望氏が手掛け、昭和30年8月に完成した。天に向けた右手で「原爆の脅威」を、水平に伸びた左手で「平和」を表現し、まぶたを閉じて犠牲者を悼む。

 長崎市は、今年度中に、塗装が剥がれた祈念像の塗り直しに着手し、全体を本来の青みがかった色に戻す計画を立てている。

 原爆投下の日に毎年、同市は爆心地から近い同公園で式典を開催する。戦後73年の今年は、国連のグテレス事務総長が出席する方向で調整が進む。