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埼玉県内企業倒産 上半期は負債総額48%増 ゴルフ場倒産響く

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埼玉県内企業倒産 上半期は負債総額48%増 ゴルフ場倒産響く

 東京商工リサーチ埼玉支店(さいたま市)が発表した平成30年上半期(1~6月)の県内企業の倒産状況によると、負債総額は前年同期比48・3%増の312億300万円だった。児玉カントリー倶楽部(本庄市)や鳩山カントリークラブ(鳩山町)などゴルフ場の大型倒産が響いた。倒産件数は前年同期比12件減の173件で、2年ぶりに減少に転じた。

 上半期の県内企業の倒産状況は、10億円以上の大型倒産が目立った。3月に倒産した児玉カントリー倶楽部は負債総額約96億円、鳩山カントリークラブも約33億円だった。同支店は「ゴルフ人口の減少や客単価が下がっているのが倒産につながっている」と分析する。

 ゴルフ場経営以外の大型倒産はホテルガーデンパレス(熊谷市、負債総額約12億円)、給食弁当製造のトウエイ(川口市、同約10億円)などだった。

 今後の県内企業の見通しについて、同支店は「中小企業は原材料価格や人件費の高騰が経営を圧迫し、倒産件数も緩やかに増加に転じる可能性がある」とみている。