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順天堂医院提訴 原告男性「死の恐怖感じた」 病院の説明に不信感

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 退院後、経営する歯科医院での勤務を再開したが、週6日の診療のうち半分を別の医師に依頼。ライフワークとして力を入れてきた高齢者への訪問診療も制限せざるを得なくなり、「残念でならない」と悔しさをにじませる。

 「これまで心臓に何の疾患もなかったのに、なぜこんなことになったのか」。男性はこれまで、順天堂医院に対し、治療と心内膜炎との因果関係について繰り返し説明を求めてきた。担当医師は昨年2月に男性と面会した際、入院中に尿から検出された細菌について「手元にデータがないので答えられない」と説明。その後、再度回答を求めたところ、心内膜炎の原因菌と同じ細菌が検出されていたことが判明したという。

 病院は昨年9月、A4判1枚の回答書を男性に送付し、「治療は妥当だった」と結論づけた上で、退院後に発熱などの症状があったにもかかわらず、緊急入院の措置をとらなかったのは「本人の要望」と回答。男性は別の持病に関する入院を勧められた際に断ったと反論し、「患者に責任転嫁するような内容に不信感を覚えた。同じ医療従事者として信じられない」。

 提訴に踏み切ったのは、再発防止を願う気持ちが大きいという。「ミスがあったのなら、原因を検証し、患者に説明するのが医者の務め。病院には医療機関としてのあり方を見直してもらいたい」と話している。

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