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八ツ場ダム予定地に人骨 石川原遺跡、浅間山噴火の犠牲者か 群馬

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 県埋蔵文化財調査事業団は9日、八ツ場ダム建設予定地にある石川原遺跡(長野原町)で、天明3(1783)年に発生した浅間山の噴火に伴う「天明泥流」で被災し、死亡したとみられる人骨が見つかったと発表した。噴火の犠牲者が見つかるのは昭和62年以来、31年ぶり。ダム工事の一環で4月から行っている発掘調査で発見された。来年度のダム完成は予定通りとしている。

 遺跡は利根川支流の吾妻川に近く、泥流に埋もれた建物や道などが発掘されている。今回の調査で発見された人骨は計3体。6月26日に遺跡の倒壊した民家跡からは2体分の頭蓋骨が見つかった。事業団は、建築材の間に挟まれた状態だったことから「建物内で泥流に巻き込まれた可能性が高い」としている。4月17日には、畑の跡から左足大腿(だいたい)骨などが見つかり、調査の結果、16~20歳以上の成人である可能性が高いという。性別は判定できていない。

 江戸中期に起きた天明泥流による犠牲者は長野原町だけで約440人、周辺河川の流域を含めると1500人以上とされる。

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