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九州豪雨から1年 2方向からの湿った気流、朝倉上空に「線状降水帯」

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 昨年7月に起きた九州北部豪雨で、福岡県朝倉市付近の上空に、湿った空気の流れが2つの方向から入り続けていたことが九州大大学院の川村隆一教授(気象学)らのチームによる分析で分かった。

 関連死を含め40人の死者を出した豪雨は、南下した梅雨前線に向かって湿った空気が流れ込み、積乱雲が連続発生する「線状降水帯」が原因だとされる。

 研究チームは当日の気象条件を基にシミュレーションを実施した。

 日本海側の高気圧が強まった影響で、南シナ海から対馬海峡へ抜けるはずの湿った気流が朝倉市付近に流れた一方、南シナ海から島原半島付近を通り、流れ込んでくる気流もあった。

 2方向からの暖かく湿った空気が、9時間以上にわたり、線状降水帯に入り続けたという。

 川村氏によると、平成24年の九州北部豪雨で発生した線状降水帯では湿った気流が1つの方向だけだった。川村氏は「メカニズムをさらに解明し、災害予測などの対策に役立てたい」と語った。

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