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茨城県の施設や学校ブロック塀、不具合229校 知事「点検契機に施設見直す」

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 県は5日、大阪北部地震で女児(9)が倒壊したブロック塀の下敷きになり、死亡した事故を受けて、県内の公立校や県所有施設のブロック塀を点検した結果、公立校229校の355カ所でひび割れなどの不具合が見つかったと発表した。弘道館(水戸市)などの県所有施設でも不具合が確認され、県は塀の内部点検などを速やかに実施するとしている。

 点検は6月下旬、公立の幼稚園140園と学校820校、県所有の118施設を対象に行われた。

 県立高校60校と特別支援学校6校の計66校にある126カ所と、市町村立の幼稚園12園、小学校105校、中学校46校の計163校にある229カ所から、ひび割れや傾きといった不具合が見つかった。このうち、計292カ所では補強用の控え壁などに関する建築基準法上の不適合もあった。

 県所有施設では、国土交通省が示した塀の高さや控え壁の有無など5項目のチェックポイントに基づいて点検を実施。弘道館のほか、県民文化センター(水戸市)や笠松運動公園(ひたちなか市)、取手競輪場(取手市)など36施設の46カ所で不適合があった。

 今後、県立校と県所有施設は27日までにブロック内部も点検し、必要な箇所は年末までに撤去や改修工事などを行う。市町村立校については、各自治体に必要な対策を取るよう速やかに要請する。注意が必要なブロック塀のある付近住民らに注意喚起するよう管理者にも通知を行うとしている。

 大井川和彦知事は5日の記者会見で「予想以上に不具合のあるブロック塀が多くて驚いている。点検を契機に、施設の見直しをやっていきたい」と話した。 (丸山将)

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