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水戸市立一中に貸しギャラリー 「本物」触れる地域交流の場に

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 水戸市立一中(同市東原)に、資料室を改装した無料の貸しギャラリーが誕生した。同中の校歌に登場する言葉「日の縦」から取って、名前は「ギャラリーひのたて」。生徒が“本物”の芸術に触れる機会を作るとともに、一般にも公開し、学校と地域の交流も促す。

 ギャラリーの開設は美術担当の春田友則教諭が企画。「中学生はプライベートで美術館やギャラリーに行く機会が少ない。ならば校内に環境を整えたらどうか」と考えた。

 昨年12月から今年3月にかけて、美術部員約20人も協力し、室内の片付けや展示壁の塗装などの準備を進めた。生徒が多く通る中庭からも作品が見えるよう、ショーウインドーのような棚も設置した。

 6月25日に開館し、同中出身の彫刻家、中村義孝さんが個展を開催している。中村さんは蝋(ろう)を使ったブロンズ像の鋳造で知られ、今回は作品14点の他に、制作過程を紹介するパネルなども展示されている。22日まで。

 ギャラリーは美術の授業でも活用する。鑑賞マナーを学ぶとともに、作品を前にして感想を言い合うことで生徒の感性を磨いていく狙いがある。同中の生徒や美術を学ぶ学生の作品発表の場としても利用する方針だ。春田教諭は「芸術と文化の発信地として、学校と作家、学校と地域をつなぐ場にしたい」と意気込む。

 開館は平日午前9時から午後5時。一般の希望者は事前予約が必要。予約はギャラリーひのたて事務局(電)080・4782・4321。(上村茉由)

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