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標高2000メートルでシカ食害対策 甲武信エコパーク協、防護柵や駆除確認

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 甲武信ユネスコエコパーク推進協議会(会長・後藤斎知事)の初会合が3日、甲府市内で開かれ、高山帯に広がるシカの食害対策などに取り組む方針を確認した。協議会には山梨、長野、埼玉県と10市町村(県内は甲府、山梨、北杜、甲斐、甲州、小菅、丹波山)が参加した。

 甲武信ケ岳など秩父多摩甲斐国立公園と周辺地域は3月、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の国内委員会がユネスコエコパーク(生態系保存地域)の国内推薦を決定した。

 協議会は来年6月頃とされる登録後を見据え、エコパークの保全・活用を進める。この日は、ニホンジカ保護管理ワーキンググループの設置を決めた。シカの駆除や防護策の設置などの対策を講じる方針だ。

 県みどり自然課によると、「シカによる食害は標高2千メートル付近を中心に広がる。天然林の樹皮が食べられ枯死に至るほか、笹の食害で雨風にさらされた表土の浸食が進んでいる」という。9月に予定されるユネスコへの申請では、国内委がシカの食害についても記載する。同課は「シカの食害などを理由に登録されない可能性はまずない」としている。

 後藤斎知事は協議会で「観光振興や活性化へ、参加各地域と連携強化を図りたい」とあいさつした。

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