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「週刊アキタ」40年の歴史に幕 活字メディアの将来暗示?

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 小畑さんが週刊アキタを引き継いだ当初、発行部数は約3千部、20ページのタブロイド紙で一部180円。社員は20人あまり、6人の専属記者がいた。

 だが、県人口の減少と高齢化とともに、発行部数は減り続けた。価格を230円に値上げしつつ、紙面は12ページに削減、専属記者も減らして人件費を抑えたが、直近は1千部を切っていた。「記者が減ることで情報の感度は落ち、紙面の質も下がる。目に見えて商品としての価値が下がっていくことがつらかった」

 ◆「もうもたない」

 新聞の売上高だけで経営は成り立たず、企業からの広告収入に頼った。父との親交も深かった秋田テレビや秋田銀行などの有力企業が広告で支え続けた。一方で印刷代は毎週ごとの現金払いを迫られ、一時は社員の給与支払いも滞った。

 高齢化した読者のため、活字を大きくもした。だが近年は読者の死去や、購読中止の連絡が増えた。廃刊を考え始めたのは昨年のことだ。「もうもたない」。今年3月末での廃刊を決め、常連企業の広告出稿を差し止めたが「あと1カ月だけ頑張ろう」と廃刊は4月末に伸びた。

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