産経ニュース

仙台「正論」懇話会、阿部雅美氏講演 「時代の空気」検証を

地方 地方

記事詳細

更新


仙台「正論」懇話会、阿部雅美氏講演 「時代の空気」検証を

 拉致問題をテーマに仙台市青葉区の仙台勝山館で28日、開かれた仙台「正論」懇話会の第52回講演会。講師を務めた元産経新聞社会部記者、阿部雅美氏の解説に約70人の来場者は熱心に耳を傾けた。

 講演後の質疑応答では、「宮城県議や仙台市議に、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)から朝鮮ニンジンなどのプレゼントが贈られてきた時代があり、拉致事件が多発した時期と重なっていた。地方議員にあったのなら国会にもあったのでは」という質問に、阿部氏は「政界工作もしている。東京本部に大金庫があり、カネがうずたかく積まれていたと幹部が実名で証言している」と述べた。

 日本の捜査当局も朝鮮総連による政界への“バラまき”を捜査した時期があったとし、「与野党問わず国会議員へのバラまきがあったことは、事件にはなっていないが、想像レベルの話ではなく限りなく事実に近い」と指摘した。

 「マスコミが『北朝鮮は天国だ』と言い、日本国民全体がすっかり洗脳されていたのでは」との問いには、「メディアが作り出す“時代の空気”があり、本当かどうか検証しなければならないと、今でも危惧している」と応じた。

 国会で学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる議論が長期化していることを引き合いに「どこがどう問題なのか曖昧にしたまま、時間と税金を使っている。(報道機関は)空気に飲まれず、事実を述べることが重要だ」と説いた。