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熊本県内シェア5割目指す 肥後銀行新頭取・笠原慶久氏が就任会見

記者会見で抱負を語る肥後銀行の笠原慶久頭取
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 九州フィナンシャルグループ(FG)傘下の肥後銀行の頭取に就任した笠原慶久氏(56)が27日、熊本市中央区の同行本店で記者会見を開き、「歴代頭取が築いた健全経営を継承し、地域や顧客により一層、貢献したい」と抱負を語った。熊本県内の貸し出しシェアを40%台半ばから、平成32年度までに50%にする数値目標も示した。(谷田智恒)

 笠原氏は26日付で頭取に就任した。大手銀行出身のトップ就任は、2代ぶりとなる。

 笠原氏は「ふるさとの経済発展なくして当行の発展はない。低金利や人口減などの課題に対応する新しい経営を3年間で実践し、2020年代の基盤をつくりたい」と述べた。

 さらに「店舗の統廃合ではなく、各職場の業務効率化で筋肉質な組織を確立する。福岡や東京、アジアを見据えた商圏の拡大も進める」とした。

 その上で、中期経営計画の最終年度である32年度までの目標として、貸出金(平均残高)を29年度比7210億円増の3兆8630億円、最終利益を同12億円増の135億円とする目標を掲げた。

 また、公正取引委員会から“待った”がかかっているふくおかFGと十八銀行の統合については「両者の重い意思決定には敬意を表している。協力していきたい。融資借り換えも顧客が良いと言うなら、受け入れたい」と述べた。

 前頭取の甲斐隆博氏(67)は、代表権のある会長に就任した。甲斐氏は九州FGの会長は続ける。

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【プロフィル】笠原慶久

 かさはら・よしひさ 慶応大卒。昭和59年、富士銀行(現みずほ銀行)に入行。熊本支店長、みずほ信託銀行常務執行役員などを経て平成27年4月に肥後銀行入り。28年3月から取締役常務執行役員を務めた。56歳。東京都出身。

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