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不用こいのぼり20匹集まる 和歌山・九度山「丹生川渡し」来年も実施

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不用こいのぼり20匹集まる 和歌山・九度山「丹生川渡し」来年も実施

 “春の風物詩”として親しまれている九度山町の「こいのぼりの丹生川渡し」で飾るこいのぼりが強風などの影響で傷み、数が減っていた問題で、取り付けを担当している町商工会青年部のもとに、不用になった約20匹のこいのぼりが集まった。担当者は「おかげさまで来年は安心して実施できる」と寄贈者らに感謝している。

 「こいのぼりの丹生川渡し」は昭和60年、地元の事業主らが町おこしの一環として、町内外から使わなくなったこいのぼりを譲り受けて開始。丹生川と紀の川が合流する九度山橋南詰めの河川敷にワイヤを取り付け、幅約110メートルの川の上にこいのぼりを渡しており、今では恒例行事となっている。

 開始当初は約120匹だったが、傷みが激しくなり、現在は約100匹に減少していた。そのため4月に寄付を呼びかけたところ、町外から使わなくなったこいのぼりが次々に寄せられたという。

 担当者は「来年は川の上にたくさんのこいのぼりが泳ぐ姿を見せられる」と喜んでいた。