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欲しい情報は全てスマホで 佐原にIoTフル活用の宿 4カ国語対応、サービス向上+省力化

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 香取市内の宿泊施設で、IoT(モノのインターネット)技術を活用した多言語対応の情報提供サービスが今月から始まった。スマートフォンをかざすだけで利用客のニーズに合った観光情報が手に入るシステムなどを導入。成田空港からの訪日客誘致や、省力化による宿泊・観光業の人手不足解消を狙う。

 観光まちづくり会社「ニッポニアサワラ」(同市佐原イ)が市内で運営する宿泊施設「HOSTEL Co-EDO」(ホステル コエド)では、ロビーや客室内に設置した読み取り機器「スマートプレート」にスマホをかざしたりカメラを向けたりすると、利用客が希望する観光施設や飲食店などの情報を取り込むことができる。

 スマートプレートは日本語、英語、中国語、タイ語の4カ国語に対応しており、香取神宮など市内10カ所の観光施設にも設置。観光客の利便性を高めるだけでなく、収集した来訪時間や利用層などのデータをマーケティングにも活用する。

 システムはNTT東日本千葉事業部やスマートプレートを開発したアクアビットスパイラルズ(東京都港区)と共同で運用。従業員の稼働時間のさらなる短縮を狙って、受付には来訪者を自動的に検知するカメラや、観光情報を自動配信する小型ロボットも設置した。

 同宿泊施設では今年3月の開業当初、外国語対応できる従業員を3人配置する予定だったが、今回のシステム導入により1人で運用可能になったという。また、年間1万部を配布している多言語対応の観光情報パンフレットも5割以上削減できると見込んでいる。

 ニッポニアサワラの杉山義幸社長は「観光と地域の活性化、働き方改革につながるモデル事業として、県内や全国に展開するよう取り組んでいきたい」と話している。(城之内和義)

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