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サイクロン被害のトンガ支援 十日町の市民団体、そろばん寄贈へ

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 十日町市の住民約3千人でつくる下条地区振興会が南太平洋の島国、トンガの子供たちにそろばんを寄贈するプロジェクトに取り組んでいる。同国では小学3~5年の算数の授業でそろばんが必修科目となっているものの、2月に大型のサイクロンが直撃し、小学校の教材も被害を受けた。同会は支援を呼び掛けて集めた約500丁のそろばんを、7月上旬に発送する。

 プロジェクトは、昨年10月からトンガでそろばんを教えている同地区出身の青年海外協力隊員、村山茜さん(25)からの要請を受け、3月にスタート。4月中旬から5月末にかけ、県内だけでなく兵庫県や三重県からもそろばんが寄せられた。

 今月15日には下条公民館に同会のメンバーや市職員らが集まり、そろばんを段ボール箱に丁寧に詰め込んだ。同会の村山薫会長(73)は「こんなに集まるとは思わなかった」と善意の広がりに驚いたという。作業に立ち会った茜さんの父、浩和さん(58)は「皆さんの思いを届けることができる。うれしく、ありがたい」と感謝の言葉を口にした。

 地元の下条小学校もプロジェクトに協力。6年の大渕翔太さん(11)らが全校児童に文房具の寄付を呼び掛け、段ボール約2箱分の鉛筆やノートなどを集めた。大渕さんは「トンガの人たちには東日本大震災のときにお世話になったので、恩返しができてよかった」と笑顔を見せた。

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