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大分出身の社民党前党首・吉田氏、参院選比例立候補へ

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 来年夏の参院選で、社民党が大分県出身の前党首、吉田忠智氏(62)を比例代表で擁立することが26日、分かった。自治労と社民党大分県連が詰めの協議をし、8月にも正式発表する。

 吉田氏は大分県職労執行委員長、大分県議を経て平成22年の参院選比例代表で初当選した。25年に党首に就いた。

 前回参院選(28年)で落選してからも、今年2月まで、非議員の立場で党首を続けた。

 吉田氏は産経新聞の取材に対し「私が全国を行脚することで、党への支持を広げたい」と語った。

 社民党は当初、吉田氏の国政復帰へ、参院選大分選挙区(改選1)と、比例代表の両にらみだった。

 一方、支持団体である自治労は、旧社会党の基礎票がある県を吉田氏が回ることで、票を掘り起こすのが得策だと判断。比例代表で出馬するよう、党側に意向を伝えた。

 7月下旬から両者は最終の協議をし、8月上旬にも発表する同党1次公認候補入りを目指す。

 社民党にとって、次期参院選は政党要件を維持できるかどうか「党の存亡をかけた戦い」(又市征治党首)になる。

 (1)所属国会議員が5人以上(2)直近の衆院選か参院選どちらかで得票が全国の有効投票総数の2%以上-。公職選挙法は(1)(2)のどちらかを満たすのが政党と規定する。

 政党要件を満たさなければ、衆院選で選挙区と比例代表の重複立候補などができなくなる。

 社民党の国会議員は現在4人。昨年秋の衆院選比例代表の得票率は1・69%だった。

 来年の参院選では、選挙区と比例代表で3議席以上、比例票は240万票の獲得を目指す。九州・山口のうち福岡選挙区(改選3)では、独自候補の擁立を目指し、人選を急いでいる。

  (村上智博)

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