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先人の歴史、土器や陶器など300点 和歌山・紀伊風土記の丘資料館 県内遺跡の発掘調査紹介

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先人の歴史、土器や陶器など300点 和歌山・紀伊風土記の丘資料館 県内遺跡の発掘調査紹介

 和歌山の先人たちの歩んできた歴史に触れてもらおうと、和歌山市岩橋(いわせ)の県立紀伊風土記の丘資料館で、県内埋蔵文化財の調査成果を紹介する展示会「紀州のあゆみ」が開かれている。7月1日まで。

 県内の遺跡の発掘調査結果を一般に紹介するため、県文化財センターが毎年開催。今回は粟島遺跡(紀の川市)、川辺遺跡(和歌山市)など10カ所の遺跡の発掘成果から、主に平成29年度の調査で出土した土器や陶器など約300点をパネルとともに紹介している。

 その中でも、県立医科大学薬学部の開設予定地などの和歌山城跡(同市)では、江戸時代に紀州藩の上級家臣が使っていたとみられる器などが出土。赤ちゃんの夜泣き対策などに使われたとされる鳩笛も見つかり、展示されている。

 同センター埋蔵文化財課の丹野拓課長は「身近に眠っている歴史を感じ、地元への興味や誇りを持ってほしい」と話している。

 県立紀伊風土記の丘資料館の開館は午前9時~午後4時半(入館は午後4時まで)。入館料は一般190円。大学生90円。高校生以下、65歳以上などは無料。問い合わせは同館(電)073・471・6123。