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岡山・真庭市の「バイオ液肥スタンド」利用好調

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 真庭市が同市内に設置する野菜など生育促進液肥のセルフスタンド「バイオ液肥スタンド」の利用が好調だ。昨年5月、市役所本庁舎への設置を皮切りに順調に増設。今月25日には、美甘など4振興局が新たに加わり、市内全7庁舎を含む計9カ所の設置になった。市は「夏野菜の作付けなどで需要が高まり、供給が追いつかないほど」とうれしい悲鳴を上げている。

 同液肥は、市が回収した家庭の生ゴミや屎尿(しにょう)、浄化槽の汚泥などをメタン発酵させたバイオ液肥。野菜や花などの生育促進用として使え、資源循環型社会を目指す市が、広く活用してもらおうと、無料配布のセルフスタンドを開設した。

 バイオ液肥を入れたポリタンク(500リットル~2トン)が設置されたスタンドでは、タンクのレバーを開き、持参したペットボトルなどに入れて持ち帰ることができる。

 スタンドの活用で効果を実感し、ごみ減量や資源化への理解を市民らに深めてもらい、本格的液肥製造のプラント施設建設に向けるのが狙い。

 同市は地域内で資源を循環させる「回る経済」の確立を目指した提案で、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」を地方都市レベルで実践する「SDGs未来都市」に内閣府から選定。さらに先進的取り組みのモデル事業としても選ばれており、バイオ液肥スタンド事業は、その1つ。

 市環境課は「有機性廃棄物をお金をかけて処理するのではなく、バイオマス資源として活用できる資源化を、市民レベルで実感してもらいたい」としている。 液肥スタンドは24時間開放。市民以外も利用可。全7庁舎と複合施設「真庭あぐりガーデン」(同市中)、液肥プラント(同市西河内)に設置。

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