PR

地方 地方

「大根戯画」ふすま絵奉納 女性日本画家、豊岡・宗鏡寺に

寄贈した“大根戯画”を前に語る諫山宝樹さん(右)と小原游堂住職=豊岡市出石町
Messenger

 沢庵和尚ゆかりの豊岡市出石町の宗鏡寺に、“大根戯画”のふすま絵が奉納された。新進気鋭の女性日本画家が「沢庵寺」の通称にあわせて寄贈した大作で、擬人化されたダイコンたちが大画面を闊歩(かっぽ)する構図は斬新だ。同寺は「出石が若手芸術家の活躍する舞台になれば」とし、作品の一般公開を検討している。

 作者は、京都市在住の諫山宝樹さん(38)。同市立芸大大学院修了後、東映京都撮影所で背景制作などに携わり、平成27年に独立。映画やテレビ、広告美術の世界で活躍している。

 寄贈したのは、ふすま6面(1面縦約170センチ、横90センチ)と天袋2面(同約50センチ、約90センチ)に描いた作品。今年初めから同寺とアイデアの打ち合わせを繰り返し、今月の2日間、滞在して完成させ、15日に奉納した。墨絵の世界は、小僧たちにタクアンにされそうになったダイコンたちが、たるから逃げ出して自由を得たものの、ばくちや飲酒におぼれる教訓的な展開になっている。

 時期は未定ながら、同寺は公開を予定しており、小原游堂住職(39)は「好き勝手な行いが本当の自由なのかを感じ取れるような絵にしてもらった。見ていたら楽しくなると思う」と制作意図を話す。

 「アートは特別なものではなく、もっと身近な存在であるべき。広告デザインに携わってきた経験をいかし、美術の裾野を広げたい」と諫山さん。問い合わせは同寺(電)0796・52・2333。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ