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えち鉄、専用高架で出発進行 福井駅付近、24日から切り替え

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えち鉄、専用高架で出発進行 福井駅付近、24日から切り替え

 北陸新幹線福井駅部(福井市)の高架を暫定利用していたえちぜん鉄道の線路が24日に専用高架に切り替わる。始発電車から福井駅などの新駅舎(3駅)を利用した運行が開始される。一方、新幹線高架上のえち鉄の仮線路が撤去され、平成35年春の新幹線金沢-敦賀開業に向けて今秋から高架工事が本格化する。

 三国芦原線と勝山永平寺線の専用高架への切り替え作業は23日午後10時から24日の始発前までの間に福井口駅北方付近で行われる。

 専用高架への切り替えを記念して県と福井市、えち鉄は同日午後1時から福井駅の南側で式典を開く。西川一誠知事や沿線市町の首長ら約100人が出席して完成を祝う。福井駅では同日から7月1日まで切り替え工事の模様を撮った動画(約3分)上映と高架事業のパネル約30点の展示をする。

 えち鉄高架工事は、県の福井駅付近連続立体交差事業の一環。勝山永平寺線約2・3キロ区間と三国芦原線約0・7キロ区間を高架化する。事業費約234億円。

 専用高架への切り替えは今秋の福井国体・全国障害者スポーツ大会前の完了を目指していた。切り替え後は、9月をめどに仮線を撤去。交差道路の整備などが行われる。

 新しい福井駅舎は鉄骨造りで広さ約千平方メートル、高さ約18メートル。外観は東側壁面が全面ガラス張りで、内装に県産スギ材を使っている。1階部分に鉄道利用案内や沿線観光案内、飲料販売などを行うインフォメーションカフェを開店する。えち鉄は24日のみの「高架化完成記念1日フリーきっぷ」(大人千円、子供500円)、福井鉄道はグッズを販売する。福鉄福井駅ではドイツ製車両「レトラム」の車内見学も行われる。