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アリの街、舞台で再現 あすから浅草で上演

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 戦後間もなく、浅草にいた廃品回収で生計を立てる人たちを支援した女性とポーランド人カトリック修道士の姿を描く演劇『アリの街のマリアとゼノさん』が23、24の両日、浅草九劇(台東区)で上演される。

 現在の隅田公園付近にあった通称「アリの街」は、家族や家を失った人たちが集まって生活していた。経済的に困窮し、社会から疎まれた人たちを支えたのが、修道士のゼノ・ゼブロフスキーさん(1891=諸説あり~1982年)とキリスト教徒の北原怜子(さとこ)さん(1929~58年)。

 ゼノさんは廃品回収業を組織化した「蟻(あり)の会」を作り、生活が安定できるように奔走。そこに住み、人々に奉仕し「アリの街のマリア」と呼ばれたのが北原さんだったが、病に冒され28歳で亡くなった。

 演劇は酒井友身さんの小説『アリの街のマリア』を、岩浦さちさんが脚本にした。岩浦さんは、アリの街の歴史を紹介する「アリの街実行委員会」のメンバーで、「歴史を知らない人にも分かってもらうのに、演劇なら入りやすいのではないか」と考えたという。

 当時の様子をリアリティーを持って再現する一方、プロジェクションマッピングやダンスを織り込み、若者にも受け入れられるように心がけたそうだ。

 入場料は前売り2千円、当日2500円。開演時間は23日午後6時と24日午後5時(23、24両日午後1時は完売)。チケットは実行委代表の北畠哲行さん(電)03・3831・2030、または、CoRich舞台芸術!のウェブサイト(http://stage.corich.jp/stage/91161)。

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