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「姫路若菜」栽培に挑戦 東洋大姫路中高生、復活目指す

栽培した姫路若菜を使った料理に舌鼓を打つ生徒たち=姫路市書写
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 60年ほど前まで姫路市内で栽培されていた伝統野菜「姫路若菜」の復活を目指し、栽培に取り組む東洋大付属姫路中学・高校(同市書写)の生徒たちが20日、同校で研究成果の発表と収穫した姫路若菜を味わう試食会を開いた。

 姫路若菜はアブラナ科の植物で、昭和30年ごろまで市内で盛んに栽培されていた。寒さに強い品種で冬場の貴重なビタミン源として珍重されたが、ビニールハウス栽培が一般化したことから、今ではほとんど食卓で見られないという。

 栽培に挑んだのは同校科学部の中学1年~高校2年の生徒15人。天候の変動に左右されず安定供給が可能な作物を育てる相談を顧問の山中直樹教諭(50)と重ねる中、今年1月から姫路若菜の栽培に取り組むことになった。

 生徒たちは、植物の大量栽培を手がける「グリーンクロックス」(加西市)の植物工場を訪れてノウハウを学び、成長を促す養液の中で姫路若菜を育てる水耕栽培にチャレンジ。また、図書館で姫路若菜を調べるなどし、由来についても学習してきた。

 この日の発表では、水耕栽培でつくった姫路若菜の方が、土壌で栽培したものより糖度が高かったことや、保護者らへのアンケートで姫路若菜の認知度が低かったことなどを説明。その後、収穫した姫路若菜を使ったおひたしや中華丼を試食した。

 発表した中学3年の村瀬弘志さん(14)は「姫路の人々に姫路若菜の存在を知ってもらいたいと思うようになった。自分でもこれからいろいろ調べていきたい」と話した。

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