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新潟開港150周年 古町芸妓がビールや切手のイラストに 専門学生は斬新パンケーキ

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 来年1月の新潟開港150周年を盛り上げようと、新潟市の伝統文化を担う古町芸妓(げいぎ)を起用したさまざまな取り組みが県内で進められている。県内で活動する企業が、商品ラベルに似顔絵師の描いた芸妓のイラストを採用。専門学校の学生らは芸妓とタッグを組み、開港150周年PRのプロジェクトの一つとして「みなとまち新潟」の魅力を表現したスイーツを開発した。(松崎翼)

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 イラストのプロジェクトは、サッポロビールやアサヒビール、日本郵便など県内で活動する8社が参加。似顔絵師のやまだみつるさん(53)が描いた古町芸妓のイラストが商品に提供される。

 このうち、アサヒビールはラベルに古町芸妓のイラストをあしらった瓶ビールを7月10日から8月末まで県内限定で販売する。ホテルや飲食店が対象で、既に6万本の注文を受けているという。日本郵便は古町芸妓を使ったオリジナルフレーム切手を近く販売する。

 今月7日には8社の代表者らが新潟市役所で記者会見し、やまださんが描いた古町芸妓の千秋さんと那緒さんの似顔絵を公開した。鹿児島県出身の千秋さんは「県外出身者だからこそ分かる魅力を伝えたい」と強調し、アサヒビールの代表者も「ビールで開港150周年をバックアップしたい」と力を込めた。

 新潟市の篠田昭市長は「インバウンド(訪日外国人客)のキラーカードは古町芸妓。暮らしの中にも開港150周年が入るきっかけになる」と期待を寄せた。

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 にいがた食育・保育専門学校えぷろん(新潟市中央区下大川前通)の学生と古町芸妓がタッグを組んで開発を続けてきた「みなとまち新潟」の魅力を表現するスイーツが完成した。県産の米粉を使ったパンケーキを覆う綿あめの上から温かいシロップをかけて溶かす斬新なアイデアの一品。今後、開発したパンケーキのレシピをベースにした改良作が市内の飲食店を中心に販売される予定だ。

 スイーツは、市が昨年8月に立ち上げたブランド「Nii port(ニイポート)」の先陣を切る商品化の企画。同校の学生5人と古町芸妓2人が昨年末から2回のワークショップと試食会を開き、試行錯誤を重ねながら綿あめを溶かして食べる「波と雪のパンケーキ」を開発した。

 5月9日には同区西堀通の新潟三越で完成発表会と試食会が開かれ、同校ダブルライセンス科3年、滝沢美桜さんは「ゼロから自分たちで考え、みんなで知恵を振り絞って頑張った。食欲をなくす青色をどうしたらおいしいと思えるかを考えるのが大変だった」と苦労を明かした。

 古町芸妓のあやめさんは「ワークショップでは意見を言いたい放題言わせてもらった。すごくかわいいパンケーキに仕上がった」と満足した面持ちで話した。菊乃さんは「パンケーキの表面がかりかりの食感。甘過ぎず食べやすかった」と笑顔を見せた。

 篠田昭市長は「おいしい。綿あめが雪解けみたいで、アイデアも話題になる。えぷろんさんと芸妓さんのすばらしいコラボレーションだ」と絶賛。滝沢さんは「SNSのインスタ映えを意識した。老若男女に新潟のことを知ってもらい、笑顔で食べてほしい」と話した。

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